親が辛い人のための日記

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犯罪者=おかしい人 ではない

こんにちは、まーるです!

今回は犯罪者について書いていきたいと思います。
私は「サイコパス・犯罪者は親の手によって作られるものだ」という認識を持っています。

こんなこと言っていいのかわかりませんが、
私も「犯罪がしたい」時期がありました。
軽犯罪ではなく、もっともっと重い罪に問われるような犯罪をしたかったのです。
それも、ただなんでもいいから犯罪がしたいのではなく
「自分の怒りを表現する方法」として犯罪がしたかったのだと思います。
もっといえば、親に「お前のせいで私は犯罪を犯すことになった」とわかって欲しかったからです。
実際には捕まりたくなかったので犯罪を犯すことはありませんでしたが(笑)

ここまでは私の話ですが、このような思考の人ばかりではありません。
でも、「怒り・悲しみの表現」ということはどの犯罪者にも共通していると私は考えています。

有名な犯罪者の幼少期などを調べていくと、
「虐待を受けていた」「勉強・生活について親が非常にうるさかった」「兄弟のなかで自分だけ可愛がってもらえなかった」「小さい頃から親に人格否定をされていた」「褒められることがほとんどなかった」…など、悲惨な家庭で育った場合がほとんどで、まともな環境で育った人はまず居ません。

「家庭環境と犯罪になんの関係があるんだ、大人になったら親は関係ない」という方もいらっしゃいますが、そんなことは有り得ません。
毒親に育てられた人にとって、親は一生子供の心を蝕み続けます。
いくら離れていようと、時間とお金をかけて必死に治療しない限り、自然と消えていくことはありません。

話を戻しますが、犯罪者というのは必ずと言っていいほど
「怒り・苦しみ」と闘っています。
幼少期に受けた怒りや苦しみです。
それを他人にぶつけることで発散しようとするために犯罪に走ってしまうんです。
犯罪者だけではなく、「犯罪をしたいなあ」と考える人もまた同じです。

毒親のいる家庭で育った子供はたいてい親に怒っていたとしても悲しんでいたとしても
怖くて表現できなかったり言っても無駄だろうと考えて表現をやめてしまいます。
それは正しくもあるし間違ってもいます。
気持ちは表現したほうがよいのですが、表現すると怒られたり言い返されたりして余計に怒りや悲しみがましてしまう可能性があるからです。

そして、毒親に育てられた人間は
喜怒哀楽のうち怒と哀だけがメキメキと育ち、
喜と楽はほとんど育たないままに大人になります。
なので楽しいことはほとんどなく、怒ったり悲しんだりしている時間がとても多くなります。
本人にあまり自覚のない場合もありますが、心の奥底ではこういったことが行われています。

大きな怒りは人を動かします。
そしてついに犯罪へと手を染めていきます。

犯罪をしてしまった方、したい方、
私はやってしまったことややりたいと思うことについて、悪いことだとは考えていません。
でもその行為で悲しむ方は必ず出てきてしまいますので、やらない方がいいのは確かです。

まずは、「そうなってしまった自分」に対して「いけない」という気持ちを持つよりも
「頑張ったね、つらかったね、偉いね」と褒めてあげて欲しいです。
それから親が悪いんだということを認識して、治療にあたっていただけると私もとっても嬉しいです。